こんにちは^ ^安東です。
親御さんから歯の表面の白い色についてよく聞かれるのでお話しします。

歯の表面が白く濁って気になる方は多くいると思います。

これはホワイトスポットといって原因は2種類あります。

1つめはエナメル質形成不全症によるものです。これは体に生まれつきあるシミやホクロのように、歯の組織がもともと正常に作られなかった場合です。体には害はないですが、表面の白い部分は弱くなるため、欠けやすくなったり虫歯になりやすくなります。

２つめは虫歯による脱灰です。

何か物を食べると口腔内は酸性の状態になるため、歯の表面が脱灰しはじめます。

その後、唾液の作用により再石灰化するのですが白く濁ってしまうことがあります。

どちらも白く濁ってしまったものは元に戻りにくく、審美的に気になる方も多くみえると思います。

ホワイトニングや詰め物、被せ物で見た目は回復しますが、歯を削るというリスクがあります。

ですので何もせずに経過を観察するという方がほとんどです。

気になる方は一度歯科医師にご相談ください^ ^