岐阜市の歯科・歯医者・インプラント|りお歯科クリニック

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歯の豆知識 15 『歯の脱臼』

みなさん、こんばんは。犬飼です。
今回で15回目となります、『歯の豆知識』のコーナーです。 今日は歯の脱臼に関する豆知識を紹介したいとおもいます。
1.脱臼 こけて前歯をぶつけたりするなどの外力によって、歯を骨に固定している組織(歯根膜)が断裂することをいいます。 脱臼には2種類あり、完全に抜け落ちてしまう『完全脱臼』と、一部の歯根膜が断裂しただけで歯はなんとか抜けずに残っている『亞脱臼』があります。
2.歯科医院での処置 『亜脱臼』の場合は、レントゲンで骨折などの有無を確認し、隣の歯と歯科用接着剤でくっつけて経過観察します。 『完全脱臼』の場合は、歯を元の位置に植え(再植)、固定します。完全に抜け落ちても、歯の根っこの表面に付着した歯根膜の乾燥やひどい汚れ、感染がなければ、再度骨とくっつく可能性が高いといわれています。 うまくひっついても、歯の中の神経が死んで、歯の色が黒くなってきたり、膿がたまる場合は、神経を取り除く必要があります。
3.応急処置 今まで述べたように、再植が成功するには、抜け落ちた歯の表面の歯根膜が清潔でなければなりません。歯が口の外に落ちてしまった場合は、擦らずに軽く水洗し、乾燥させないことが大切です。擦ると歯根膜が剥がれてしまい、骨とひっつかなくなります。また、歯科医院に来院されるまでの時間が長くなるほど、歯根膜は活力を失い、成功率は落ちます。 来院までの歯の保管方法は、歯茎と唇の間に挟む(歯にとって口の中が一番良い環境)か、牛乳の中に入れるか、唾液をコッブなどの中にためて、その中に浸すのが良いと言われています。
脱臼した時は、ごしごし洗わない、乾燥させない、すぐ歯科医院に行く、が大切です。 落ち着いて対処しましょう。

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