岐阜市の歯科・歯医者・インプラント|りお歯科クリニック

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CEREC(セレック)のある診療

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「りお歯科クリニック」には『CEREC(セレック)』という医療機器があります。
今までの歯科治療の概念を変えるような、このセレックというものを使った治療をご紹介したいと思います。

CEREC(セレック)とは?

cerec(セレック)とは
昨今の歯科界で話題となっている画期的な医療機器の1つです。CADCAMという新しいシステムを採用して「被せもの」をつくる機械の1つなのです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんね。(笑)

従来の被せものとセレックの違い

従来、歯科治療で被せもの(補綴物といいます)を作るときは、まず歯を削って、印象材という柔らかい粘土のような素材(よくあるのはピンクのガムのようなものです)で型取りをして、そこに石膏を流して模型を作り、それを歯科技工士さんに渡して、歯科技工士さんがその模型上でワックスなどを用いて形を作り、それから補綴物を仕上げていく、という工程でした。

1. 歯を削る
2. ワックスやシリコンを噛んで咬み合わせを取る
3. 印象材に石膏を流し込んで模型を作る
4. 技工士さんに渡す
5. 技工士さんが模型上で補綴物を作る
6. 出来上がる

という流れです。

しかし、このセレックを使うと、2,3,4,5,6の工程を無くし、ここにセレックで撮影をするという工程が入り込みます。

1. 歯を削る(ここは同じ)
2. セレックで撮影をする
3. セレック上で補綴物の設計をする
4. 出来上がる

という流れです。

と、いうことは・・・
患者さん的には、あの苦しい型取りをしなくても良い!ということになります。
特殊なカメラで口の中を撮影するだけです。

セレックのメリット

これを「光学印象」といいます。
ここが患者さんにとって最大のメリットなのです。

しかも撮影したデータは、院内にあるミリングマシーンに送られ、補綴物を作り出すことができます。
ということは、「型取りをしたその日に歯が入る!」という夢のようなことが現実になります。
これを「1DAYトリートメント」と言います。
今までは型取りをして1週間後にまた来院してもらって、出来上がったものをSETするというのが一般的ではありましたが、なんと、1日で被せものの治療が完成しちゃうのです。

これがセレックというシステムで出来る最もメリットのあることなのです。

セレック導入のきっかけ

しかしながら、いくつかの欠点もあります。
じつはこのシステム、歯科界では以前からありました。
でも精度が良くなかったのです。
実際の撮影のデータから3Ⅾデータに起こし、そこで補綴物を作製するのですが、本当にコンマ数ミリの細かいところまでの撮影が難しく、尚且つ口の中には唾液も出血もあったりする。そして舌やほっぺのような粘膜もある。
それらをどう排除しつつ、必要な部分だけの正確な撮影データを取り込むのか・・・

メーカーがしのぎを削って、年々進歩してきました。
そして2019年の夏に発表された、セレックのプライムスキャンという機器が革新的な進歩を遂げたのです。
このタイミングを待っていました。

実は「りお歯科クリニック」ではこのCADCAMの機械の導入をかなり以前から迷っていました。
せっかく導入するなら患者さんに利益がないといけません。それには精度の高さが重要です。
かなり高額な医療機器でもありますし、買ってみました、でも使えませんでした、というのでは意味がありません。
正直なところ、そこが1番のネックでした。吟味に吟味を重ねてきました。
そして2019年、発表されたプライムスキャンに出会い、実際に触れてみて、確認をして、僕たちは導入を決めました。

セレック導入をしてみて

口腔内をスキャンして設計
実際に稼働してみての感想ですが、非常に良いです。
型取りをすることがないため、患者さんの負担も少なく、また苦痛な時間も短縮できます。写真撮影はあっという間に終わります。
そして印象材を使ったり、石膏を使うことがないため、精度がとても高い補綴物が作れます。ここは若干矛盾しているように感じるかもしれませんが、印象材や石膏には重合収縮や硬化膨張という特徴があり、口腔内を正確に移し出すには実際に多少の誤差が生じるのです。
それを技工士さんの技術でカバーしているのが現状なのです。
しかし、写真データが正確であれば、当然ですが膨張や収縮といった誤差は一切生じません。
ダイレクトに口腔内のサイズを再現できるのです。
正確な写真データが取れるのなら。

今回のプライムスキャンではカメラの機能が圧倒的に良くなりました。
その分カメラが少し大きくなってしまったのですが、実際に患者さんに使用させていただいてもそれはそれほど苦になるものではありませんでした。
そして非常に正確なデータが取れるようになりました。

セレックのデメリット

もうひとつ、残念なことがあります。
保険の治療でメインになる、金属の被せものには使えないという欠点があります。
金属の治療には石膏模型が必要なため、従来通りの型取りが必須になります。

また保険でCADCAM冠というものも条件次第でできるようになってきているのですが、これは一旦型取りをして石膏模型を作り、その石膏模型をスキャンして作らなければいけないという訳の分からない規則が課せられていまして、全く光学印象の良さが生かせられません。
保険制度を監督している厚生労働省の決めたルールなのでこれに沿わないと保険診療はできないのです。
しかも使える材料もメーカーも決められていて、十分な素材であるかどうかの吟味もできません。

当院で作成可能な素材

被せものの種類によって用意されている様々なマテリアル
従って、当クリニックでは保険のCADCAM冠は現在採用しておりません。

また高輝度セラミックスやジルコニア冠などはシンタリングファーネスという焼き窯が必要なため、当クリニックでの作成はできません。
これらは撮影だけして、データを技工所に送り、技工士さんに作成してもらうことになります。
しかし、これらは型取りをするという苦痛からは解放されます。

このセレックを使って当院でできる補綴物は素材として2種類です。
当院ではガラスセラミックとハイブリッドと呼んでいる2種類の補綴物です。
詳しいことはスタッフにお聞きください。

ぜひ、患者さまにも近未来の歯科治療、体験していただきたいと思います。

治療の流れ

1.診察
治療前レントゲン撮影
診察を行った後、レントゲンを撮影し治療のご説明・ご案内を行います。

2.スキャン
口腔内スキャン
治療のご案内後、治療する必要がある部分を削ります。削り終わったら、3Dカメラでスキャンを行います。
スキャンのみの治療ですので不快感もなく短時間で終わります。読み取り完了後、読み取ったデータがモニターに表示されます。

3.設計
口腔内をスキャンして設計
読み取ったデータを見て、歯の形、噛み合わせの調節をします。
角度の微調整もできるので患者様の理想の形に設計することが可能です。設計完了後、数種類の色の中からブロックを選択します。

4.削りだし
被せものを作製するための機械
専用のミリングマシンでデータを基にしてブロックの削り出しをします。
ミリングマシンで削ることによって精密に形を整えて行きます。

5.セット
治療完了
削り出しが完了したら、修復物をセットします。
セットが終わりましたら治療完了です。
このように、全行程の治療を院内で済ますことができるので、最小限の工程で最短一日で治療が完了します。

セレック紹介動画

セレック 治療例

治療例の動画


これは当クリニックのスタッフの治療例です。
承諾を得てアップしています。
トレーニングを積んだ研修医が治療を行い、最後に院長が手直しをしています。
一般にはパッと見ただけでは分からない虫歯をレントゲンやその他の方法で確認して治療を行っています。
倍速で見やすいように動画を編集しております。
普段、目にすることの無い映像だと思いますが、「治療中は何をされているのか分からない」といった不安を少しでも払拭していただけたら幸いです。
このケースでは1日で治療を完了しております。
虫歯のあった歯が、こんなに綺麗に修復される様子をご覧いただけたら嬉しいです。
そして皆さまが今後体験される歯科治療に、この画期的な新しい治療が加わり選択肢が広がることをお知らせします。